日常生活の中で突然起こる激痛 三叉神経痛を知っていますか?
患者さんのためのQ&A
その症状、<三叉神経痛>かもしれません。
顔の片側に電気が走るような激痛が突然起こる「三叉神経痛」。食事や会話など、日常の何気ない動作が痛みの引き金となるため、生活の質を大きく低下させます。しかし、原因がはっきりしており、改善が期待できる病気です。
三叉神経痛とは?
顔の感覚を司る「三叉神経」が、脳の中で血管に圧迫されていることで起こる病気です。
痛みは数秒から十数秒と短時間ですが、鋭い激痛が特徴で、あまりの痛さにうつ状態になったり、親知らず等の歯の痛みと勘違いし、歯科で抜歯したのち、病名が判明するケースも少なくありません。
早期に専門的な検査を行うことが重要です。
診断方法や治療方法
診断には症状の聞き取りに加え、MRI検査などの画像検査が行われます。治療はテグレトール(カルバマゼピン)というお薬で痛みを抑える方法から始めますが、副作用が強い場合や効果が十分でない場合には、原因に応じて外科的治療が検討されることもあります。耳の後ろを約5センチ切開し、神経を圧迫している血管を移動させる手術(微小血管減圧術)です。
当院では、福島孝徳先生に直接の指導を受けた、傷の小さな鍵穴手術を行っています。

皮膚切開の位置と大きさ(目安)
三叉神経痛の中には脳腫瘍が原因のものもあります。症状がありましたら、お早めに頭部MRI検査を受けることをお勧めします。
三叉神経痛のご受診チェックリスト
・顔の片側に痛みが起こる
・歯磨き、食事、洗顔、会話などで痛みが起こる
・痛みは長くは続かないが、非常に強い
・痛み止めの薬を飲んでいるが、効かない
・虫歯、親知らずが原因の痛みと言われ、歯を抜いたが痛みが取れない
・風呂に入ったり体を温めると楽になることがある
上記の症状に当てはまる方、ご家族の症状に心当たりのある方は一度ご相談ください。
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監修 福島孝徳脳腫瘍センター 酒井 淳先生 酒井先生にご相談・診察をご希望の方はこちら 外来予約ダイヤル |
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