これまでに未破裂動脈瘤に対してKeyholeクリッピング術を受けた患者さんへ
【診療情報の臨床研究への使用のお願い】
総合東京病院・脳神経外科および各共同研究機関では「Keyhole surgeryにてclipping術を施行した未破裂脳動脈瘤の長期的治療成績に関する後方視的検討」という多機関共同研究を行っております。この研究は、未破裂動脈瘤に対するクリッピング術の長期成績を調べることを主な目的としています。そのため、過去に未破裂動脈瘤に対してKeyholeクリッピング術(鍵穴手術)の治療を受けた患者さんの試料、カルテ等の診療情報を使用させていただきます。
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この研究の対象となる患者さんは、未破裂動脈瘤の方で、西暦2005年7月から西暦2012年3月の間に各共同研究機関で鍵穴手術を受けた方です。
- 利用させていただく診療情報:画像検査、認知機能検査(ミニメンタルテスト、長谷川式テスト)
- 収集期間:研究実施許可日~西暦2026年12月
- 試料・情報の管理責任者:総合東京病院・脳神経外科(研究責任者:森 健太郎)
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この研究は総合東京病院の倫理委員会の承認および研究機関の長の許可を受け、以下の 期間で行われます。また、試料・情報の利用を開始する予定日および外部への提供を開 始する予定日は以下のとおりです。
- 研究実施期間
各共同研究機関における研究実施許可日 ~ 西暦2026年12月31日 - 利用又は提供を開始する予定日
西暦2025年1月
- 研究実施期間
- 過去の試料や診療情報を使用する研究であり、新たな検査や費用が生じることはなく、また、使用させていただいた患者さんへの謝礼等もありません。
- 患者さんの情報は、個人を特定できる情報とは切り離した上で使用します。また、研究成果を学会や学術雑誌で発表されますが、患者さん個人を特定できる個人情報は含みません。
- この研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性もございますが、その権利は大学・研究者に帰属し、あなたには帰属しません。
- この研究は、脳神経外科の研究費によって実施しておりますので、外部の企業等からの資金の提供を受けておりません。研究者が企業等から独立して計画し実施することから、特定の企業が研究結果および解析等に影響を及ぼすことはありません。また、本研究の責任医師および分担医師には開示すべき利益相反はありません。
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本研究は以下の体制で実施します。(この研究は複数の研究機関で行います)
<研究代表機関および研究代表者>
医療法人財団健貢会 東京総合病院(研究代表者:脳卒中センター 森 健太郎)
<共同研究機関および研究責任者>
防衛医科大学校 脳神経外科(研究責任者:和田 考次郎)
順天堂大学医学部附属静岡病院(研究責任者:脳神経外科 山本 拓史)
<既存試料・情報のみを収集し提供する機関>
該当なし
<研究協力機関>
該当なし
<委託機関>
該当なし
この研究は「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究者等は、患者さんからインフォームド・コンセント(説明と同意)を受けることを必ずしも要しません。そのため同意を取得する代りに対象となる患者さんへ向けホームページで情報を公開しております。
この研究の対象となる患者さんで、ご自身の試料・情報は利用しないでほしい等のご要望や、研究に関するご質問がございましたら、大変お手数ですが【お問い合わせ先】までご連絡ください。なお、試料・情報の利用についてご了承いただけない場合でも、今後の治療などに影響することはございません。
本研究に関するお問い合わせ先
<研究代表機関>
機関名:医療法人財団健貢会 東京総合病院 脳卒中センター
連絡先:03-3387-5421
担当者の所属・氏名:森 健太郎