リハビリテーション科
リハビリテーション科について
リハビリテーション科は疾病や外傷によって生ずるあらゆる障害に対して、患者の能力を最大限に引き出し、QOLを改善し、社会復帰を目標に診療を行っております。そのため医師のみではなく、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、管理栄養士、薬剤師、義肢装具士などがそれぞれの専門性を生かして、チーム医療を行っています。
診療科で診る病気
主に脳血管疾患(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、脊髄疾患等)や骨関節疾患(上腕骨骨折、膝関節人工置換術、大腿骨頸部骨折、脊椎疾患等)、神経筋疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、廃用症候群などの障害を生ずる病気など
急性期のリハビリテーション(365日実施)
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緊急性の高い患者や手術前後で病状が不安定な患者を対象とし十分にリスク管理を行った上でリハビリテーションを実施しています。
回復期のリハビリテーション(365日実施)
外来リハビリテーション
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通院可能な患者を対象とした、医療保険によるリハビリテーションです。リハビリテーションの適応に関しては医師が判断いたします。
初診の場合は診療情報提供書(紹介状)が必要です。また、ご予約のうえご来院ください。
※医療保険でのリハビリテーションとなりますので、介護保険の認定を受けている方は対象外です。
小児人工内耳装用の方のリハビリテーション(マッピング)について
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人工内耳は、補聴器の装用だけでは音声の聴取が難しい方のための治療方法です。
人工内耳は手術で耳の奥などに埋め込む部分と、音をマイクで拾って耳内に埋め込んだ部分へ送る体外部(スピーチプロセッサ)からなります。マイクで集めた音は、スピーチプロセッサで電気信号に変換され、その信号がケーブルを通り、送信コイルを介して耳介の後ろ(側頭部)に埋め込んだ受信装置へ送られます。送信コイルは磁石で頭皮を介して受信装置と接しています。受信装置に伝わった信号は蝸牛の中に埋め込んだ電極から聴神経を介して脳へ送られ、音として認識されます。
当院では手術病院からの紹介を受け、手術の数週間後から、電極に流す電流のレベルを調整していくマッピングを行っております。小児期に手術を受け、すでに成人されている患者さんもいらっしゃいます。
人工内耳の効果を引き出すためには長期的な医学的フォロー、言語指導などが重要であるため、手術病院や療育施設と連携しながらマッピングを行っております。
通所リハビリテーションセンター
訪問リハビリテーションセンター
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在宅生活されている方を対象に、療法士がご自宅を訪問して行うリハビリテーションです。福祉用具や住宅改修などの環境整備の提案なども行っております。
※介護保険の認定を受けている方のみが対象です。
オリンピック・パラリンピックを支える医師
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リハビリテーション科 高橋剛治医師は、脳性麻痺7人制サッカー日本代表のチームドクターとして2015年の国際大会に帯同しました。当時の様子が医療従事者向けサイトにて紹介されました。
スタッフ紹介
![]() 宮野 佐年 リハビリテーションセンター長 |
主な経歴
専門としている領域
専門医・指導医
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![]() 高橋 剛治 医長 |
主な経歴
専門医・指導医
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![]() 坪井 麻里佳 医長 |
主な経歴
専門としている領域
専門医・指導医
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![]() 知野 俊文 医員 |
主な経歴
専門としている領域
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