ボツリヌス療法
当院では、脳卒中後遺症による麻痺への治療として、ボツリヌス療法を実施しております。
ボツリヌス療法とは
ボツリヌス菌が作り出す天然のたんばく質を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。薬剤を目的筋に打つと、痙縮が和らぎ、リハビリテーション治療が行いやすくなります。
ボツリヌス療法を施行した後に、良質な指導による自主トレーニング等のリハビリテーション治療を行うことで、機能改善を図ります。
ボツリヌス療法を受けるには
木曜日と、金曜日の午前中のリハビリテーション科外来をご予約の上、ご相談下さい。
- 初診時は、紹介状、保険証、お持ちの方は障害者手帳をご持参ください。
- 東京慈恵会医科大学附属病院でのボツリヌス療法の詳細はこちらをご覧ください。
よくある質問と回答
- 入院の必要はありますか?
- 当院におけるボツリヌス療法は、ご入院いただく必要はございません。外来診察時に薬剤投与し、診察終了後はご帰宅いただけます。
- 初診時に薬剤投与を行うのですか?
- 基本初診では投与致しません。患者さんの状態に応じて、判断致します。
- 費用はどのくらいかかりますか?
- 患者さんの保険証の種類により異なります。詳細に関しては直接お問い合わせください。
- どの程度の頻度で投与するのですか?
- 薬剤を投与し、約三カ月間は再投与を行うことができません。診察終了ごとに、次回投与のご予約をお取りいただきます。
TMS・ボツリヌス療法受付窓口
(医療連携支援センター 入退院調整室内)
03-3387-8071
(月~土 9~17時)