2017年11月30日(木)、中野サンプラザ13階のコスモルームにおいて、『病診連携をすすめる会』が開催されました。
この会は、一般社団法人中野区医師会が主催し、病院と診療所の連携を深めることを目的とした懇親会です。会場には、野区にある病院とクリニック9施設の院長、関係者らが一堂に介し、交流を深めました。
司会は中野区医師会理事の白川毅氏が務め、同医師会会長の溝口雅康氏より開会の挨拶を頂戴しました。同氏は、「病児保育の実施や新たな画像診断装置を導入して中野区にある病院施設はそれぞれ発展していると思う。この変化を伝えてほしい。この会は顔の見える医療連携で、病院と診療所の関係を構築するためにとても重要。有意義な会になるよう祈念します」と述べました。
次に、地域医療推進委員会の委員長を務める河崎幹雄氏が登壇、「これからの季節にかけてノロウイルスやRSウイルスを診る機会が多くなる。益々病診連携を図り、医療を提供してほしい」と挨拶し、同氏の音頭で乾杯を行いました。
中野区医師会 白川理事
中野区医師会 溝口会長
地域医療推進委員会 河崎委員長
続いて各医療機関より挨拶が行われ、当院からは渡邉貞義院長をはじめ地域医療連携室長の塚原玲子医師(循環器内科)らが登壇し、それぞれが当院のPRを行いました。
まず渡邉院長は、「今年4月に新棟であるB棟が開設した。高度先進医療や回復期リハビリ、放射線治療など専門的な医療を提供していく。ぜひ皆さんご協力をよろしくお願いします」と呼びかけました。
塚原医師は「循環器内科では虚血、不整脈、心臓血管外科、それぞれ専門の医師らが頑張って診ている。逆紹介率は今月は69%に上った。今後ももっと増やせるよう、連携に力を入れていきます」と抱負を述べました。
宮野佐年医師(リハビリテーションセンター長)は「12月から回復期が50床の増床となる。患者さんにスムーズにリハビリテーションを提供できるようになると思う」とリニューアルする病棟について述べました。
渡邉貞義 院長
塚原玲子 地域医療連携室長
宮野佐年 リハビリテーションセンター長
保阪善昭医師(形成外科・美容外科センター長)は、「形成外科は常勤医師が1名増えたので、救急患者を待たせずに治療できる体制を整えたい」と今後の展望を述べました。
中野雅嗣医師(循環器内科)は、「当院循環器内科はまだまだ歴史が浅いが、24時間365日循環器の救急患者は断らないことが1つの特徴。循環器の疾患でお困りの先生は必ずご連絡ください」と呼びかけました。
原島宏明氏(首都圏リハビリテーション部門ゼネラルマネージャー・理学療法士)は「通所リハビリを1月にグランドオープンする。ぜひ患者さんのご紹介をお願いします。」と協力を要請しました。
徳弘健太事務長は、「当院は順次建物の改修をしており、患者さんにご迷惑をかけています。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」と述べました。
ご参集いただきました関係者の皆さまには御礼申し上げます。総合東京病院は今後も医療サービスの充実に力を入れ、地域医療に貢献してまいります。
保阪善昭 形成外科・美容外科センター長
中野雅嗣 医師
原島宏明 首都圏リハビリテーション部門ゼネラルマネージャー
徳弘健太 事務長