公開日:2023年11月27日 |最終更新日: |カテゴリ:お知らせ

会場風景

会場風景

2023年11月11日(土)、中野区立南中野中学校(東京都中野区南台5丁目22−17)において、当院の整形外科医師と理学療法士が生徒や父兄に対して中学生に多いケガを予防する方法や姿勢・歩き方、ストレッチングや筋トレをテーマに講話と実技指導を行いました。
今回の講話と実技指導は、学校教育の現場で教員や養護教諭でカバーできない部分を担う「認定スクールトレーナー制度」のモデル事業とし、公益財団法人運動器の健康・日本協会と中野区教育委員会、総合東京病院による共催で南中野中学校の生徒約350名とその父兄が聴講しました。


片山悠志医師(当院整形外科)

片山悠志医師(当院整形外科)


当院理学療法士による講演・実技指導

当院理学療法士による講演・実技指導

はじめに生徒向けに片山悠志医師(当院整形外科)が「中学生にみられるけがや故障」をテーマに講演し、スポーツ時に起こりやすい骨折や捻挫の紹介や整形外科医の役割等を紹介しました。続いて、原辰成理学療法士と杉山春美理学療法士(当院リハビリテーション科)が「けがの予防と杖の使い方」をテーマにポイントを示しながら実技指導を行いました。その後、会場の生徒からたくさんの質問や感想が寄せられました。

次に保護者・教員向けに片山悠志医師が「子どもの成長に即した運動スポーツのしかたと予防」について紹介し、遠藤敦理学療法士と久木田詩穂実理学療法士(当院リハビリテーション科)が「生徒の正しい姿勢と歩行、筋力トレーニングのしかたと注意」をテーマに実技を交えながら姿勢の重要さを訴えました。


参加者のみなさんと活発な意見交換が行われた

参加者のみなさんと活発な意見交換が行われた

講演後に医師、理学療法士らと参加者が一緒になってグループごとに集まり、保護者から子どもや自身の身体の悩みに関する質問が投げかけられ、活発な意見交換が行われました。

今後も地域の正しい医療情報の発信と地域との連携を活発に行なってまいります。