2019年12月14日(土)、当院STR東京ホールにおいて野方消防署の救急隊員を招き、もしものときの対処法を学ぶ市民公開講座を開催しました。
救急隊が応急手当を実演し、会場には140名を超える地域住民の皆さんが訪れ、救急隊の話に熱心に耳を傾けていました。
140名を超える地域住民の皆さんが参加
もしものときの対処法を講演
循環器センター長の塚原玲子先生が毎月第2土曜に主宰している市民公開講座「ドクター塚原の心臓病ティーサロン」は、長寿の方をはじめさまざまなゲストをお招きし、「心臓病を予防して長寿を目指す」ためのヒントを学ぶ講演です。
12月14日は「突然苦しくなったら~救急隊から話を聞く」をテーマに、野方消防署の協力のもとで開催。警防課救急係の池田直生救急係長、野方消防署江古田出張所の救急隊員の方々を特別ゲストに迎え、苦しくなったときの対処法について講演を行いました。
池田救急係長の司会のもと、江古田出張所の3名の救急隊員の方々がAED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法を実演。倒れている人の意識や呼吸の確認、胸の圧迫と人工呼吸の方法、AEDの使用方法などを丁寧に紹介しました。
塚原玲子医師の講演
救急隊員による心肺蘇生の実演
心肺蘇生の実演後は、参加者からの質問を受け付けました。会場の参加者の皆さんからは「救急車を呼ぶかどうかの判断はどうすればいいのか?」や「運ばれる病院はどのように選んでいるのか?」といった質問が投げかけられ、池田救急係長が一つ一つ丁寧に回答していました。
あっという間に1時間が過ぎ、講演後も追加の質問をするために参加者の皆さんが列をつくっていました。
池田直生救急係長(野方消防署)による講演
ご協力いただいた野方消防署の池田救急係長、江古田出張所の救急隊員の皆さん、ありがとうございました。
今後もこのような講演を企画してまいりますので、総合東京病院の市民公開講座にご期待ください。
野方消防署では、定期的に応急手当を学べる講習会を開催しています。参加を希望される方は、野方消防署までお問い合わせください。
野方消防署
TEL:03-3330-0119